シモンの医学的研究に関する用語説明

  1. 補完・代替医療とは?
  2. 補完・代替医療の選び方
  3. 補完・代替医療のエビデンスレベル(案)
  4. ランダム化比較試験(Randomized Controlled Trial; RCT)
  5. 活性酸素と抗酸化


補完・代替医療とは?


 補完・代替医療という言葉は、Complementary and Alternative Medicine (CAM) の訳です。
 日本補完代替医療学会では補完・代替医療とは『現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の総称』と定義しています。
 多くの医療機関では西洋医学が中心ですが、補完・代替医療は西洋医学以外の医療全部を表す言葉です(ただし、日本では漢方医学を補完・代替医療に含めないことが多いようです)。
 補完・代替医療には、サプリメント等の健康食品、民間療法、各国の伝統医学(インドのアーユルベーダや西洋から見た東洋の漢方医学なども含む)などすべて含まれます。
 このなかには、現代西洋医学と同等かあるいはそれを凌駕する医療もある一方、まったくのインチキ医療まであるため、その利用に際しては注意が必要です。

補完・代替医療の選び方


 代替医療に関して、信頼性の高い科学的な根拠を探すことは、一般的には容易ではありません。
 医学の世界では、1990年代から「「根拠に基づいた医療」(Evidence Based Medicine,EBM)」という手法が注目されています。
 EBMでは、新しい治療法やまだ研究が進んでいない治療法については信頼性の高い十分なエビデンス(Evidence,臨床的な科学的根拠)がないため、採用されにくいという欠点があります。
 代替医療はその典型ですが、最近は徐々に注目され、エビデンスが蓄積されつつあります。
 一方、まだ十分なエビデンスが蓄積されていないという理由で、代替医療をすべて排除することは、現実には困難です。またなかには有効な治療法があるかもしれないため、得策ではないかもしれません。
 このような現状で、次善の策として、従来のEBMに用いられるエビデンスのランキングを、補完・代替医療の分野でも適用できるようにさらに細かく分けたものを、小内亨氏が提唱(→「TMS JAPAN/代替医療に関するコラム」参照)しています。
 これを一部改変したものを以下の【表1】にまとめました。つまり、この中でエビデンスレベルの高い治療法から選択するのです。

【表1】補完・代替医療のエビデンスレベル(案)

   
レベル1 メタアナリシス(複数のランダム化比較試験を統合し統計的に研究したもの)
レベル2 ランダム化比較試験
レベル3 ランダム化されていない比較試験またはコホート研究
レベル4 症例対照研究
レベル5 症例集積または複数の症例報告
レベル6 補完・代替医療に関する専門家・医師の意見
レベル7 動物実験
レベル8 患者の個人的な体験談

(レベル1が最も高いエビデンス。各研究内容の解説は「根拠に基づいた医療」を参照。)    

 健康食品やサプリメントを販売しているサイトの宣伝に使われている根拠の多くは、残念ながら、使用者の個人的な体験談です(薬事法の絡みもあるのかもしれません)。
 個人的な体験談はその本人にとっては重視できることかもしれませんが、それを一般化するには注意が必要、というか、一般化できないと言った方がよいでしょう。
 

 「○○が癌に効いた!」といった宣伝文句をよくみかけますが、これもその根拠をたどっていくと体験談だったり、動物実験だったり、よくても複数の症例報告にとどまることは珍しくありません。
 病院で「有効な治療法が他にない」といわれている患者さんにとっては、藁にもすがる思いで利用する場合もあるでしょうし、そのことを批判するつもりは全くありません。
  問題は提供者側の中に自分たちの利益だけを追求する業者があり、その宣伝文句に、多くの利用者の体験談を利用していることがあることです。
   

 しかし、レベル8の個人的な体験談を全く役に立たないものと言っているのではありません。  個人的な体験談から始まり、動物実験や症例報告、症例対照研究、ランダム化比較試験と徐々に信頼性の高い研究につながることも少なくないからです。
 

 シモン芋に関する研究は多数存在し、その中にはランダム化比較試験が複数存在します。
 補完・代替医療の領域で、ランダム化比較試験で有効性が確認されているものは多くはなく、対象を食品に限れば、かなり少ないようです。
 

 その中で、シモン芋は、糖尿病や骨粗鬆症などの多くの人が罹りうる一般的な疾患に有効性が確認され、さらにその他の多くの疾患に有効性が期待されている食品であることから、大いに注目されているのです。  


ランダム化比較試験
(Randomized Controlled Trial; RCT)


(以下は、「根拠に基づいた医療」より引用,一部改変)

「治療効果について検討する場合には、現在最もその有効性が広く認められている研究デザインです。

 集団をランダムに複数の群に割り付け、一方には実験的介入を、他方には偽薬(もしくは既存の治療法)を行ってから一定期間観察し、治療効果や有害作用の有無を観察します。

 さらに厳密には二重盲検法(double blind)が取られます。「参加者がどちらの群に属しているのか」を明らかにせず、治療者・治験参加者・観察者・統計解析者の四者のうち、少なくとも二者以上からは分からないようにします(外科手術では盲検が難しいためしばしば一者以上で十分とされます)。医師側の「この人は対照薬だから症状が改善しないはずだ」といった思いこみや、患者側の「この薬は本物のはずだから症状が良くなるはずだ」といった思いこみ(プラセボ効果)によるバイアス(偏り)の排除がその主目的です。

 二重盲検法がとられていることはその臨床試験が全体として優れていることを保証するものではなく、研究の一側面としてバイアス対策が行なわれていることを意味しています。」
(以上引用終わり)    


活性酸素と抗酸化


鉄がさびたり、皮をむいたりんごが茶色くなったりする反応を酸化といいます。
活性酸素は、普通の酸素と比べて、モノを酸化する力が非常に強い酸素です。
この活性酸素による酸化が生体内で起こると、体の中の機能が「さびつき」、 正常な働きができなくなり、糖尿病、高脂血症、肝機能低下、動脈硬化などの生活習慣病、 ガン、白髪やしみ、しわなどの老化といわれる問題などが起きてきます。

この「さびつき」=酸化を抑えることを抗酸化と呼び、その作用を抗酸化作用、 またその能力を抗酸化能と言います。つまり、活性酸素を取り除き、生活習慣病の予防や老化を抑えることです。

普通に生きているだけでも、呼吸で体に取り入れた酸素の約2%くらいが活性酸素になるといわれています。
この活性酸素は加齢とともに発生量が増え、また、多量飲酒、ストレス、食品添加物、 タバコ、激しい運動、紫外線も活性酸素を増やす原因と言われています。

それでは活性酸素による酸化を避けるにはどうすればよいでしょう? 

加齢は避けられませんが、その他の要因はある程度コントロール可能であり、抗酸化能の高い食品を 摂取することも有効です。ビタミンCやE、ポリフェノール、カロチノイド(βカロチンなど)などがそうです。    

この抗酸化能はDPPH(1,1-ジフェニール-2-ピクリルヒドラジル)法という方法で測定することができ、H9年までに60種類の野菜に関して調査した結果、DPPH消去能はシモンが最も高値だったのです。


春日シモンのTOPへ
春日シモンふれあい倶楽部のご紹介 シモン芋の栽培 シモン芋あれこれ
シモン茶・葉あれこれ シモン芋関連用語説明 シモン芋オーナーになろう
シモン芋ショップ シモン芋レシピ集 ブログ リンク
All right Reserved, Copyright 春日シモンふれあい倶楽部 2005